ニキビの悩みは思春期のころだけではなく、大人になっても出てきます。
最近ではそれぞれの症状に併せた治療法もたくさん考えられており、中でも
レーザーを使った治療法が、効果が出やすいと人気のようです。
一般的な皮膚科では抗生剤の処方といった、ニキビ治療しか受けられません。
ですが、より審美性の高い美容医療も行う美容皮膚科では、様々なニキビ治療を受けられます。
美容皮膚科で受けられるニキビ治療の1つに挙げられるのが、「LEDダイオード」による美容医療です。
ニキビができる原因には、アクネ菌の増殖があります。
アクネ菌は毛穴の中にいる常在菌で、皮脂をエサとしています。
普段はトラブルを起こす事は無いものの、皮脂分泌が過剰になりエサが増えるとアクネ菌も増殖し、
毛穴を炎症させてしまう事があるのです。
このダメージによって、ニキビができてしまうケースがあります。
LEDダイオードの治療の中でも、青色LDEはアクネ菌を殺菌する効果があると言われています。
アクネ菌が持っているポルフィリンという物質は、青色LDEを当てると活性酸素生成する作用があります。
活性酸素は酸化を起こす物質なので、アクネ菌も酸化によって死滅してしまうのです。
増えすぎたアクネ菌を減らす治療として、LEDダイオードは効果を発揮します。
このように、治療法や症状によっても改善されるまでの期間や効果の出方は
変わってきますので、焦らずじっくり向き合うことも、ニキビ治療を進めていく上では
大切な心得となります。