ニキビは、皮膚の表面にある毛穴に皮脂が詰まり、アクネ菌などの
細菌によって炎症を引き起こすというものです。
ニキビは主に青年期に顔に出来たものを指しており、それ以外は吹き出物とされていましたが、
現在では吹き出物をニキビという場合もあります。
ニキビ治療は、皮膚科の病院で行うことが可能ですが、ニキビ治療には
健康保険を使えるケースとそうでないケースがあります。
健康保険が適用されるのは皮膚科で行うニキビ治療で、基本的には塗り薬による治療が行われ、
あくまでもニキビの悪化を食い止めるのが主な目的になり費用も2000円前後で済みます。
ただし治療後の皮膚の状態はあまり考慮されていないため、治療後に痕が残るケースもあります。
一方で健康保険外は美容クリニックで行うもので、塗り薬やレーザー治療などで
完治後の状態を含めてケアしてくれるというものです。
美容クリニックでは自由診療ですので、小さな治療でも数万円程度の費用が必要になりますが、
ニキビは医学的な疾患であるため医療費控除の対象となります。
医療費控除は確定申告をすることで納税額を減らすことができるもので、
また源泉徴収されている場合には還付金を受けることができます。
そのため、治療を考えるのであれば、まずは複数の皮膚科や美容外科に行って
詳しく話を聞いてみると良いかもしれません。
費用だけに捕われず、医師が信頼できる知識と経験を持っているのかどうかや
スタッフが親切な対応をしてくれるのか、また疑問をしっかり解消しようとしてくれるのかなど
事前に確認できることは曖昧にせずしっかりと話を聞いておきましょう。